GEPS電子入札の完全ガイド|登録からはじめての入札まで
GEPS(政府電子調達システム)での初回登録、ICカード取得、経営事項審査の確認から実際の入札参加まで、建設業者向けの実務手順を詳しく解説します。
政府電子調達システム(GEPS)とは
GEPS(Government Electronic Procurement System)は、国・独立行政法人・特殊法人が発注する工事や物品購入の入札を電子化したシステムです。2024年現在、多くの官庁工事がGEPSを通じて発注されており、政府調達工事に参加する建設業者にとって避けて通れない環境となっています。
電子入札のメリットは移動時間削減、入札書類の印刷・郵送コスト削減、入札日時の厳密な管理が実現することです。一方で、事前準備が複雑なため、初めての参加時は戸惑う担当者も多いのが実情です。本記事では、登録から初回入札までの流れを具体的に解説します。
GEPS参加の大前提:基本要件の確認
経営事項審査(経審)と登録資格
GEPSで電子入札するには、まず以下の要件を満たす必要があります。
| 要件 | 説明 |
|---|---|
| 経営事項審査(経審) | 500万円以上の工事入札時は必須。都道府県知事の経審を受け、評点を取得していること |
| 建設業許可 | 建設業法に基づく許可番号が必要。個人事業主も可(一部制限あり) |
| 税務申告 | 直近3年の法人税・所得税納税証明書の提出が求められる場合がある |
| 社会保険加入 | 健康保険・厚生年金への加入状況確認 |
経審の評価点は入札種別によって異なります。また、新規許可業者や評点が低い場合は、参加可能な工事が制限される点に注意してください。
ステップ1:利用者IDの申請
GEPS登録の入り口
GEPSの公式サイト(https://www.geps.go.jp/)にアクセスし、「新規利用者登録」ボタンをクリックします。以下の情報を入力します。
- 会社名・本店所在地
- 法人番号(国税庁に届け出た13桁の番号)
- 代表者名・代表電話
- 担当者名・メールアドレス
申請後、GEPS事務局から確認メールが届き(通常2~3営業日)、仮の利用者IDが発行されます。このID自体には電子入札機能はなく、次のステップで本格的な登録へ進みます。
ステップ2:ICカード・電子証明書の取得
電子入札に必須のICカード
電子入札を行うには、商業登記に基づく電子証明書を搭載したICカードの取得が必須です。以下の2つの方法があります。
方法A:法務局のオンライン申請(一般的)
-
申請書類の準備
- 商業登記電子証明書申請書(法務局フォーム)
- 会社印鑑証明書(最新のもの)
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